Go ahead. Make my day.
“Go ahead. Make my day.”1983年、今から40年前の流行語です。大ヒットした映画「ダーティーハリー4」でクリントイーストウッド演じるキャラハン刑事のセリフです。当時、映画の宣伝で、テレビから頻繁に流れていました。当時の米国の大統領が引用してスピーチしたことでも話題になりました。
映画の字幕では「撃たせてもらうぜ」となっていました。「???…」ですね。
“Go ahead. Make my day.”は映画史に残る名台詞と言われています。少し説明します。
“Go ahead.”は「さあ」とか「さあどうぞ」という意味。「俺を撃てる勇気があるならやってみな」ということでしょう。
問題は”Make my day.”です。”Make”は「~にする」。”my day”は「私の日」ということですが、ここでは「素晴らしい日」というニュアンスでしょう。
つまり今日の英文は「さあ、俺を撃てる勇気があるならやってみな。その前にお前を撃ち殺す。そりゃいいな。俺にとってそんな素晴らしい日にしてくれよ」という意味です。それを短く“Go ahead. Make my day.”としています。ハードボイルドですね~。
最後に。
”Make my day.”は汎用性豊かな表現です。「今日は頑張って、意義のある素晴らしい日にしよう」と思う日に“(I will) make my day (worthwhile).”と呟いて見るのはいかがでしょう。
今日の切り絵はダーティーハリーのクリントイーストウッドです。
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