くちなしの白い花
朝、散歩をしていたら「くちなしの花」が咲いていました。とてもいい香りです。
やはり思い出すのは、渡哲也さんが歌った「くちなしの花」ですね。1973年の大ヒット曲です。歌詞の一部を紹介します。
いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ
くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる
くちなしの白い花 おまえのような 花だった
実は、この歌詞の原型は、海軍特別攻撃隊に在籍していた戦没学徒の遺書のなかにあります。24歳の宅島中尉が恋人に対する想いをつづったものです。それを読んだ作家の曽野綾子さんがとても感動し、やがて作詞家の水木かおるさんの手元に届くところとなり、この名曲が生まれました。
この唄は「くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が また浮かぶ くちなしの白い花 おまえのような 花だった」という歌詞で終わります。
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