炎天下を歩くときに思い出す俳句
「旅なれば この炎天も 歩くなり」(作者 星野立子)
意味:せっかく旅に出てきたのですから、この暑い天気のなかでも歩いていきます。
炎天とは、夏の燃えるような暑い天気のこと。「せっかくの旅で、またとない地にいるのだから、少々暑くても歩いて行きます」という旅の意気込みを感じます。ちなみに、作者は高浜虚子の娘さんです。
酷暑は危険ですし、外出を控えるのは賢明ですが、この気持ちはわかります。人間は楽しければ、多少の無理がきくような気がします。
今日の切り絵は暑さ対策の格好です。
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