大賀蓮(おおがはす)
今日の写真は千葉県柏市のあけぼの山農業公園に咲いていた「大賀蓮」です。犬の散歩の最中に見つけました。7月下旬までが見頃です。
「大賀蓮」とは、千葉県で発見された世界最古の花です。古代ハスと言われています。千葉県の天然記念物になっています。
1951年に、千葉市検見川区の泥炭地の遺跡発掘調査で、大賀一郎博士と地元の女子中学生 西野真理子さんが3粒のハスの実を発見しました。地中6mの泥炭層に埋もれていた3粒の実は、なんと約二千年前(縄文時代)のものと鑑定されたのです。発見者の大賀博士は、これらの実の発芽・開花を試みました。そしてその1粒の発芽・開花に成功しました。二千年前の1粒の植物の実が、時を経て蘇ったのです。すごいことですね。
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