サルスベリ
朝の散歩の途中に立派なサルスベリの木があります。今日の写真はそれです。
サルスベリという名は木登りが上手なサルでも、滑り落ちるほど樹皮が滑らかという例えから名付けられています。花が咲く期間が長いことから、ヒャクジツコウ(百日紅)の別名もあります。
暑い季節に咲く花ですね。高浜虚子にこんな俳句があります。
「炎天の 地上花あり 百日紅」
(読み方:えんてんの ちじょうはなあり さるすべり)
(意味:焼けつくような真夏の地上に百日紅の花が咲いている)
百日紅(サルスベリ)は木に花を咲かせます。ぎらぎらと暑い地面から、上を向いてみると鮮やかな百日紅(サルスベリ)が咲いていたという真夏の一日を思わせます。
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