箱根海賊船に乗った!

今日は、大学時代の剣道部同期の友人たちとの箱根旅行について(その2)です。

桃源台港から箱根町港・元箱根港を約40分で結ぶ海賊船に乗りました。観光のみならず、地元の人の交通の便としても使われているそうです。今日の写真はそれです。

「還暦前後のおっさんたちが乗って楽しいかな」と乗船前は思っていましたが、いやいや、十分に満喫しました。老若男女、日本人も外国人も楽しめるクルーズです。「この観光ルートを開発した人は天才だな」と思いました。

湖面を吹く風は気持ち良く、日々の憂いを忘れさせてくれました。芦ノ湖の南北を結ぶ湖上から見える箱根の景観は実に美しかったです。そして芦ノ湖自体、神秘的な美しい湖です。

作家の司馬遼太郎さんは、芦ノ湖の水の青さを「箱根権現の神の衣の色」と讃えています。

天性の歌人と言われるとともに、鎌倉幕府三代将軍の源実朝は以下の歌を残しています。

『たまくしげ 箱根のみうみ けけれあれや ふたくにかけて なかにたゆたふ』

意味:「箱根のみうみ」の芦ノ湖には心があるのかなあ。相模と駿河の二国の間で漂っている。湖を詠みながら、二人の男の間で揺れる女心のようだ。

※「たまくしげ」は箱根の枕詞です。「けけれ」は当時の「心」という意味です。 

楽しむとともに、いろいろと勉強になりました。

おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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