旅行と西村京太郎さんの推理小説
私は頻繁に旅行をするわけではありませんが、行くときには下調べをよくするほうだと思います。
「新鮮な発見を大切にしたい」と考える方も多いと思いますが、下調べをして、それが減るわけではありません。自分の興味を広げるためにも、楽しく、その土地について知っておきたいと思っています。
先日、このブログ(インスタ)で箱根旅行について書きました。行く前と、行った後に読んだ本は西村京太郎さんの十津川警部シリーズでした。行く前に読んだのは「箱根 愛と死のラビリンス」です。行った後に読んだのは「箱根バイパスの罠」です。西村京太郎さんの著作は優に600冊を超え、その大部分がトラベルミステリーです。
私が、どんな観光地に行こうが、十津川警部は既に、その地で殺人事件を解決してくれています。小説内での名所の説明も怠りありません。「あ~、ここで被害者は殺されたんだ」と確認するのも楽しいです。
「~に旅行に行く」と決まったら、十津川警部シリーズを古本屋に買いに行くのは、私の旅の流儀(?)です。
今日の写真は以前、仲の良い先輩と一緒に行った、神奈川県湯河原にある「西村京太郎記念館」に併設された喫茶コーナーで買ったコースターです。ここも下調べをして行きました。そうしたら、なんとご本人がいらっしゃり、握手をして、写真も一緒に撮らせていただきました。少しだけお話しもさせていただきました。西村京太郎さんは2022年に91歳でお亡くなりになりました。貴重な思い出です。
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