夏の甲子園をテレビで観ていて思い出したこと
今年の夏の甲子園、ある高校の大躍進を見ていて、思い出したことを今日は書きます。
私は昔、公立高校の先生をしていました。そして教員になりたての野球部の監督が、私の隣の席だったときがあります。同じ学年に所属していました。彼にとって最初の卒業生を送り出した頃の話です。「卒業生に思い出深いひとときを」いうことで、先生たちで寸劇をすることになりました。私が脚本を書き、劇中歌でV6の「WAになって踊ろう」を若手の先生たちに唄って貰うことにしました。「唄を覚えてきてね」とお願いしましたが、皆忙しく、なかなかうまくいきません。「どうしようかな」と考え、唄う先生たちとカラオケに行くことにしました。「WAになって踊ろう」の練習のためです。2時間ずっと「WAになって踊ろう」だけを唄っていました。シュールでした。若手の先生たちは辛かったかもしれません。
今年の夏の甲子園。テレビでインタビューを受ける彼の顔を見るたび、「WAになって踊ろう」を思い出しました。彼は優れた高校野球の監督ですが、同時に良い先生でした。
『WAになって踊ろう(作詞 長万部太郎)』
うじゃけた顔してどしたの つまらないなら ほらね 輪になって踊ろ みんなで
遊びも勉強もしたけど わからないことだらけなら 輪になって踊ろ 今すぐ
悲しいことがあればもうすぐ 楽しいことがあるから 信じてみよう
オ~オ~ さあ輪になって踊ろ ララララララ~
今日の切り絵は名作漫画「キャプテン(作者 ちばあきお)」です。
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