今の季節、柿の木を見て思い出すことわざ
散歩をしていると、色づいた柿が目を楽しませてくれます。今日は柿が出てくる、ちょっと面白いことわざを3つ紹介します。
① けちん坊の柿の種(けちんぼうのかきのたね)
「食べたあとの柿の種さえ惜しんで人にやらないほどけちな人のこと。極度のけちを罵って言う言葉」
② 桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿(さくらおるばか、かきおらぬばか)
「桜は枝を折ると枯れてしまうことがある。一方、刃物を嫌う柿は枝を折るほうが新しい枝が茂って多くの実をつけるということ」
③ 渋柿の長持ち(しぶがきのながもち)
「何の取り柄もない人や悪人が長生きすることのたとえ。そのまま食べられない渋柿は人に採られることなく、長く木に残っているということから」
今日の切り絵は、「田舎の柿の木」です。
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