今の神話
古くは日本の神話というと、古事記や日本書紀を思い浮かべます。読むと面白いですが、事実というより、神様が主役のSFの世界です。
私の印象ですが、「神話」というのは作り話で、ノンフィクションではなく、フィクションです。
さて、スポーツの世界では「不敗神話」という言葉をよく耳にします。でも、あっさり負けてしまうこともあり、「まあ、神話だから仕方ないよ」と私は思います。スポーツの世界には、「守護神」とか「山の神」とか神様がたくさん出てきますね。
「安全神話」という言い方は、ダメです。「神話」はあてにならないから、言葉として相応しくないと思います。原子力発電所の「安全神話」がその例です。人の命に係わることに「神話」は使うべきではない。
この間の日曜日、18時30分から『サザエさん』を見ようと思ったら、プロ野球の日本シリーズが放映されていました。「プロ野球の日本シリーズのために、サザエさんが放送休止なら、パ・リーグ圧倒的優位」という法則があるそうですが、結果はセ・リーグの阪神が優勝しました。これも「神話」かな。
日本の神話といえばこれですね。今日の切り絵は、因幡の白兎(古事記より)です。
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