松ぼっくり
今日の切り絵は『松ぼっくり』です。
歌詞や詩に出てくる『松ぼっくり』の私の印象は2つです。一つ目は、歌詞が1番までしかなかったり、詩でも短い。それゆえ素朴な可愛らしさを感じます。二つ目は、何気ない日常のなかで、いつもコロコロと転がっていて、その情景は平穏な秋から冬を想起させます。今回は2つの作品を紹介します。
童謡『松ぼっくり(作詞:広田孝夫)』
松ぼっくりが あったとさ 高いお山に あったとさ
ころころころころ あったとさ お猿がひろって 食べたとさ
詩『まつぼっくり(作者 山村暮鳥)』
山のおみやげ まつぼっくり ぼっくり ころころ ころげだせ
お昼餉(ひる)だよう 鉄瓶(てつびん)の下さ たきつけろ
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