七草の日
今日は七草の日。行事食である七草粥には、一般的に春の七草を使用します。年末年始で、疲れた胃腸を労ってくれるようです。以下は七草の種類と特徴です。
●せり(セリ科)⇒香りがよく、食欲の増進が期待できます。
●なずな(アブラナ科)⇒別名ぺんぺん草と呼ばれ、解毒作用があると言われています。
●ごぎょう(キク科)⇒別名ハハコグサと呼ばれ、喉の痛みや咳を和らげると言われています。
●はこべら(ナデシコ科)⇒ビタミンが豊富で、虫歯予防や痛み止めによいと言われています。
●ほとけのざ(キク科)⇒食物繊維が豊富で、皮膚炎の改善に役立つと言われています。
●すずな(アブラナ科)⇒カブのことです。消化促進、解熱作用があると言われています。
●すずしろ(アブラナ科)⇒大根のことです。消化促進、風邪予防によいと言われています。
春の七草の覚え方として、短歌のリズム「5・7・5・7・7」に乗せる方法があります。
「せり・なずな/ごぎょう・はこべら/ほとけのざ/すずな・すずしろ/これぞ七種(ななくさ)」
この歌は平安時代の1362年、四辻善成という人が読んだということになっていますが、はっきりとは解明されていないようです。いずれにしても、日本人として、覚えておきたいですね!
今日の写真は、我が家の今日の朝食、七草がゆです。
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