手拭い
手拭いは、布一枚の単純な製品です。タオルやハンカチの台頭により、日本においての実生活より遠くなっています。あなたは、今までどんな使い方をしてきましたか。
昔の人は、手拭いをいろんな使い方をしてきました。汗を拭き、手を拭き、風呂で体を洗い、バスタオルのように体を拭いた。剣道をしている人はわかると思います。彼らは面手拭いとしても利用します。その他、鉢巻き、姉さん被り、頬被りもあります。古手拭いを雑巾にしたり、赤ちゃんのおむつにもしました。
誠に万能なものだと思います。
今日の写真は、落語家さんの「グッズ」としての手拭いです。私は趣味としていろいろ集めています。今回は笑点のメンバーのものを並べました。落語家さんたちは手拭いを「曼荼羅(まんだら)」と言います。「曼荼羅」(まんだら)とは、仏教用語で、「密教」に関する仏画です。「本質を有する物」を意味します。縁起が良さそうですね。
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