炊飯器の話
友人との待ち合わせの時間まで、少しあったので、家電量販店に行って、時間をつぶすことにしました。
ブラブラしていたら目に入ったのは、『自動洗米ができる炊飯器』。思わず「え~っ」と声が出ました。寒い冬も、毎朝欠かさず米を研ぐ私にとって、神器に思えました。いつも冷たい水に耐えている指先を見つめました。家に帰って調べたら、もう10年前から製品化されていたそうです。知らなかった~。
最近では、入れたお米の量に最適な水の量を自動的に入れてくれる炊飯器もあるそうです。
『始めちょろちょろ 中ぱっぱ 赤子泣くとも蓋取るな』
日本に古くから伝わる素敵なことわざです。意味は、「飯を上手に炊くには、始めのうちはとろ火で、中頃に火を強くし、どんなことが起こっても途中で蓋をとらないことが大切だ」ということです。 続けて、「親は死ぬとも蓋取るな」ともいいます。
生活が便利になり過ぎて、いつか誰も知らない言葉になってしまうのかなあ。
今日の切り絵は、米を研ぐ私です。
0コメント