白河だるま

お客様より、可愛らしい白河だるまをいただきました。「さんちゃん」の近くに住む娘さんに会いに来たとき、お店に寄ってくださる、福島県からのお客様です。素敵なご家族です。ありがとうございます。

今日の写真は、「アマビエだるま」と「鶴亀松竹梅だるま」です。お店に飾っています。

さて白河だるまは、福島県白河市の伝統工芸品として有名です。

白河だるまには、約300年の歴史があります。寛政の改革(1787年~1793年)で有名な松平定信の「市民の生活をより元気に」という想いから幸運をもたらす縁起物として誕生したそうです。家族の健康や商売繁盛、合格祈願など人々の夢や希望を応援し続けてきました。幸運の象徴であり、そのデザインはかの有名な絵師・谷文晁(1763年~1841年)が行ったとされています。

白河だるまの生みの親である松平定信は、学問を好み、和歌でも優れた作品を残しています。この歌、いいですねえ。

「心あてに 見し夕顔の花散りて 尋ねぞ迷ふ たそがれの宿」

意味:目印にしておいた夕顔の花が散ってしまい、尋ねても迷う黄昏時の宿だ

(『源氏物語』の夕顔巻を典拠としています。光源氏と夕顔の悲恋を基にしています)

おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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