山吹の花の色
春には、黄色い花がたくさん咲きます。ウチの庭にも、山吹の花が咲きました。今日の写真です。
山吹の花は「黄色」に見えますが、「山吹色」という色が存在します。さて、「黄色」と「山吹色」の違いは何でしょう?
調べました。絵具で言うなら、「黄色」に「赤」を少し加えると、「山吹色」になります。
「からし色」というのもあります。とても似ています。これは、「黄色」に「茶色」を少し加えます。
そして元来、花の色は、植物名自体が色の名前になっていることが多いですね。違いを紹介します、
菜の花色(なのはないろ)⇒明るい緑みの黄色 蒲公英色(たんぽぽいろ)⇒鮮やかな黄色 向日葵色(ひまわりいろ)⇒鮮やかな黄色 山吹色(やまぶきいろ)⇒鮮やかな赤みの黄色
最後に俳句を紹介します。江戸時代の俳人、炭太祇(たんたいぎ、1709年~1771年)は山吹が出てくる面白い句を残しています。言葉遊びのようで楽しいですね。
「山吹や 葉に花に 葉に花に 葉に」(読み方:やまぶきや はに はなに はに はなに はに)
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