長崎県人の人情!(長崎旅行⑫)
長崎旅行で、初めて話しをさせていただいた方々がいます。皆さん、尊敬に値する立派な人たちでした。
最終日の朝、帰る準備をしていたら、スマホに電話が入りました。前日に知り合いになったばかりの方からでした。「今から、オランダ坂を上って、×××まで来てくださいませんか?」。
「はい、よろこんで」と答え、ハーハー言いながら、坂を急いで登りました(そう、先日に書いたオランダ坂、つまり絵はがき坂です)。本当に長崎は坂の多い街です。
「おはようございます」と私が挨拶をすると、その方は「お帰りになる前に、長崎市で、一番いい風景をご覧になっていただこうと思って」と仰います。そして、一番いい風景が見える場所に連れて行ってくださいました。
言葉に偽りはなく、本当に美しい風景でした。「来てよかった」と思いました。なにより、私にこの風景を見せるために、お声かけしてくださったお心使いに感謝しました。
その写真をお見せしたいところですが、それは秘密にさせてください。その方のお気持ちを大切にしたいと思います。
「オランダ坂をのぼろう 港を見下ろそう 教会の屋根を 長崎の街を 天使のように見下ろそう」。デュークエイセスの『オランダ坂をのぼろう(作詞 永六輔)』の一節です。
今日は、私が3日間を過ごした長崎の街の風景を、切り絵にしてみました。
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