長崎ちゃんぽんで有名な『四海樓(しかいろう)』に行った　(長崎旅行⑲)

「天皇皇后両陛下が、イギリスを公式訪問して、晩餐会にご出席」というニュースが報道されていました。「どんな贅沢な料理が…」と想像が膨らみます。

ということで、今回はちょっと贅沢な長崎ちゃんぽんの話しです。長崎ちゃんぽんは、長崎県で、どのお店で食べても、それぞれ美味しいというのが私の感想です。今回の旅行でも、ちゃんぽんと皿うどんをたくさん食べました。

今日取り上げるのは、『四海樓』という長崎ちゃんぽん発祥といわれる店です。お店が発行しているパンフレットから抜粋して紹介します。

中国福建省福州の出身、陳平順(ちんへいじゅん)という方が明治３２年(１８９９年)に創業しました。ここで生まれた『支那饂飩(しなうどん)』が『ちゃんぽん』という名称に変わり、長崎で親しまれる大衆料理になったそうです。安くてボリュームがあり栄養満点の『ちゃんぽん』は、たちまち長崎の中華街に広まりました。四海樓は『皿うどん』でも元祖です。平日でも、開店とともに満席でした。

昭和５２年(１９７７年)には浩宮さま(今の天皇陛下)もお訪れになり、ちゃんぽんと皿うどんをお食べになったそうです。「へぇ～、これが天皇陛下も食べたちゃんぽんの味かぁ」とありがたく食しました。「贅沢ちゃんぽんだ～」と思いました。

今日の写真は、天皇陛下も食べた『四海樓』の長崎ちゃんぽんです。

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