印籠って何?

今日の写真は、長男から貰った、水戸黄門の印籠の柄の入った焼酎の瓶です。

というわけで今日は印籠について。

黄門様の世直し旅の最後の締めに欠かせないアイテム、それが印籠です。いつも最後で正体を明かすときに出すので、私は一種の警察手帳のようなものだと思っていました。大間違いです。

実は、印籠は自分の常備薬を入れておく携帯の薬入れです。しかし、印籠の印は文字どおり印鑑のこと。元々は印鑑や朱肉を入れておくものでした。いつの頃からかごっちゃになりました。

印籠は最先端の男性のファッションアイテムだったのです。

では、水戸黄門が印籠を出すと悪がひざまずくのはなぜでしょう?

薬入れや印鑑入れに「ハハーッ」と、悪人たちがひれ伏しているのでしょうか?

違いますよね。水戸黄門の本名は徳川光圀。印籠には当然徳川家の家紋が入っています。悪人たちは徳川家の家紋にひれ伏していました。正体不明な人物であり続け、最後に正体を明かすというドラマ展開です。現代で例えるなら正体を明かさず、最後に名刺を出されるのと一緒ですね。

最期に、印籠を持ち歩いていたのはなぜなのかについて書きます。

今のようにいたる所に医者があり、薬局がある世の中ではないので旅や出先で具合の悪くなった時には自分で持ち歩いている薬で処方して治していました。それを考えると確かに貴重品の中の貴重品ですね。

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