花梨(かりん)の実

今日の写真は、朝の散歩で見つけたかりんの実です。かりんの実は、結構大きいので、つまづき転びそうになりました。

かりんは熟れると、とても良い香りがします。かりんの実のエキスを混ぜたノド飴もあります。

さて、昔の先生の言葉遣いは乱暴でした。私が小学生のとき、おじいさん先生がいました。戦前生まれだったに違いありません。彼は、怒ると児童のことを「このかりんあたまが…」と言っていました。暴言。今だったら懲戒処分ものでしょう。昔は、でこぼこ頭のことを「かりんあたま」と言いました。

時は流れました。「かりん」という女の子の名前は人気です。「かりん」という名前は皆に好かれる愛らしさ、華やかさを持つと同時に、背筋が伸びた凛とした美しさもあわせ持ってほしいという願いが込められる名前だそうです。

老いぬれば　くわりんの実にも　つまづきて　(作　山口青邨)

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