お年玉の思い出
小学校の1年生か2年生の頃だったと思うのですが、『貰ったお年玉は、自分のお小遣いになる』と話す友だちが圧倒的に多く、ビックリしたことを覚えています。
私の家では、「お前は貰うだけだ。お父さんとお母さんは、色んな子にあげなくちゃいけない。だからお前のお年玉は私たちが貰う」となっていました。両親は、お金を惜しんだというより、両替するのが面倒くさかったのだと思います。
「あのさ…」と学校で聞いた事実を両親に告げたら、凄く怒られました。
翌年、またお年玉のシーズンになりました。お年玉をくれる大人たちはいましたが、子どもの私は「いらない」と言いました。うれしくないのに、「ありがとう」と言えるほど、こなれた人間には、まだ成長していませんでした。それを聞いた両親から、また凄く怒られました。
私は、親になってからは、「貰ったお年玉は、お前のものだ」と息子たちに渡していました。
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