面白い本

最新の芥川賞と直木賞の受賞作が発表になりました。文学賞を受賞した作品は総じて面白いと思います。

そして様々な文学賞において、「この本は良い」と最初にふるいにかける人たちは大変だろうなと思います。調べたら、そういう職業があるそうで、「下読み」といいます。その人たちは、一つの文学賞の最終候補作を選ぶために、50~100冊を読むそうです。最終的には高名な選者が受賞作を決めますが、そこに辿り着く数冊に絞り込むまでの作業もとても大変だと思います。でも「下読み」の方たちの名前はどこにも現れません。

「下読み」の方たちは、プロフェッショナルだと思います。「傑作を見落とすなど、ミスはないのですか」と聞かれると、彼らはこう答えるそうです。「駄作を通してしまうことはありますが、傑作を落とすことは、まずありません」。素晴らしい目利きです。

多くのことに当てはまる、大切な概念だと思います。他人の至らない点を数えるより、素晴らしい点を見落とさないことが大事です。

今日の切り絵は、「受賞作発表の雑誌」です。

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おうちカフェ さんちゃん

こんにちは!「おうちカフェさんちゃん」です。皆様が気楽でのんびり過ごしていただけるお店です。季節の移ろいを丸窓から眺めながら一息つきに来てくださいね。

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