商売
「おうちカフェさんちゃん」を始めたとき、「うまくいくはずがないよ」との声も聞こえました。
あれから2年半が経ちました。それらの忠告や心配(?)が的を射たものだったかものだったかは、まだわかりません。「まあ、ぼちぼちやっているよ」としか、答えようがありません。
徳川家康が言ったような「重き荷を負うて遠き道を歩む」とは、無縁の心境です。「そんなに大したことではないから」と思っています。「欲をかかず、前に向かって、ぼちぼち歩くような感じなら、長く続けられるかな」との実感があります。静かに健やかに、遠くまで進んで行きたいです。
先日、近くにある公民館に勤める方々が、ランチを食べに来てくれました。「出勤途中に、車で前を通るから、一度来てみようと思っていた」と仰っていました。ありがたいことです。
キョロキョロと狭い店内を見まわしながら、「飾ってある切り絵は、マスターが作っているのですか?」と聞かれました。「はい、趣味で」と答えると、「秋の地域の文化祭に出品してくださいよ」と言われました。お世辞でも嬉しかったです。「時期が近づいたら、また案内にきます」とも仰ってくれました。もう、その言葉だけで充分です。
「来月は、どんな切り絵を飾ろうかな」と思いながら、制作をしているときは、とても楽しいです。切り絵を見て、面白がってくれるお客様も結構います。客商売の基本は、上機嫌であることです。「一人でやる(商売を続ける)ということは、自分で面白がることがあるかどうかだな」と思っています。
今日の写真は、「おうちカフェさんちゃん」の夜の小さな看板です。
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