本来の「クレーム(Claim)」
「クレームを言う」「クレーム対応」という言葉でおなじみのカタカナ英語「クレーム(Claim)」。元来、英語では「苦情」という意味はありません。
英語本来の「クレーム(Claim)」の意味は、「要求の正当性を主張する」ことです。自身の被った損害を説明して、その損害に対して責任のある相手に、損害の補償を要求することです。ちなみに、「苦情を言う」の正しい英語は“complain”です。英語の“Claim”とカタカナ英語の「クレーム」の意味は厳密には違います。
似たカタカナ英語で「クレーマー」というのがあります。不当な要求や恫喝などを行う人のことですね。そういう人たちのことを、本来の英語だと”complainer” と表現します。
つまり、本来の「クレーム(Claim)」とは「正当性を主張する」ということなのだから、どんどんするべきだと私は思います。ただし、立場の弱い者や、言い易い者を選んで、執拗にいちゃもんを繰り返す、「クレーマー(カタカナ英語)」は醜いです。立場ある者や権力のある者に、正々堂々と筋の通ったことを実名で「文句を言う」、勇気ある市民が増えて欲しいと思います。私もそうなりたいと思います。
今日の切り絵は、主張する人です。
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