作文
母が教育熱心な人だったかはわかりませんが、文章を書くことだけは、しっかり教わったと思います。
作文の宿題が出ると、「下手くそ」とか「何が書いてあるかわからない」と手厳しく言われたものです。算数とか他の教科ができなくても、何も言われませんでしたが、作文は別でした。
「大人になって、お金を借りたり、何かで謝らなくてはならないときに、分かりやすく、心のこもった文章を書けないでどうする」と母は言っていました。戦後、母の成育歴から身についた心得でしょう。説得力があると思います。謝罪や頼み事は生きていくうえで、必要不可欠です。「そのときのために、子どものときから、しっかり勉強しておけ」という教育方針だったのでしょう。
今はAIが何でも代わりに書いてくれるのかもしれません。でも、主張したいことは、自分の言葉できちんと書けないとダメですよね。
そして加えて、「人を傷つけてしまうようなことや、悪口は書くもんじゃない」と言っていました。
子育てや教育において大切なことは、今も昔も変わらないと思います。
今日の切り絵は、「作文の宿題」です。
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