新一万円札の人(渋沢栄一)

明治維新の中心となったのは「薩長土肥(さっちょうどひ)」の出身者たちとよく言われます。 薩摩藩(鹿児島県)、長州藩(山口県)、土佐藩(高知県)、肥前藩(佐賀県&長崎県の一部)の人たちですね。

少年時代、武蔵国(埼玉県)で過ごした私は、何となく残念でした。そして、あるテレビドラマを、今でも鮮明に覚えています。1978年に放送された『雲を翔びこせ』(西田敏行主演)です。「近代国家の日本を作り上げたのは薩長土肥の志士だけではない」という、寅さんこと渥美清のナレーションから始まりました。「えっ? 埼玉県出身で、そんな人がいたの?」と知りました。

その人は「近代日本経済の父」と称される渋沢栄一(1840年~1931年)です。今の一万円札に印刷されている人ですね。彼は、銀行を拠点に企業の創設・育成に力を入れて生涯に約500もの企業に関わり、約600の社会公共事業・教育機関の支援や民間外交に尽力しました。凄い! 現代の日本経済の基礎を築いた人でしょう。そして彼が人生で大切にしていたのは、「会社の経営で利益を求めることは間違いではないが、経営者は道徳の心を大切にし、得た利益は人々の幸せのために使う」という考え方でした。渋沢にとって会社をつくる大きな目的は、人々のくらしを豊かにすることでした。本当に立派な人です。

今日の写真は新しい一万円札を模したメモ用紙です。ふらっと立ち寄った東京商工会議所で買いました。ここも渋沢栄一が設立しました。

「おうちカフェさんちゃん」の繁盛と、朗らかで明るいお店作りをこれからも目指しつつ…。

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おうちカフェ さんちゃん

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