洋画と海外ドラマ(The GodfatherとThe Offer)

映画『ゴッドファーザー』は映画史に残る傑作です。そして、「この名作がどのような遍歴を経て作られたか」を描いたのが、海外ドラマ『ジ・オファー』です。両方、VODで観られます。今日は海外ドラマ『ジ・オファー』について取り上げます。

興味深いのは登場人物です。主役はプロデューサーのアルバート・ラディです。その他、映画監督フランシス・コッポラ、原作者マリオ・プーゾ、俳優のマーロン・ブランド、アル・アチーノ、ジェームス・カーン役…が次々と出てくるので、観ていてワクワクします。皆、とても実物に似ています。

あらすじは以下の通り。「若手プロデューサーのラディは、ベストセラー小説『ゴッドファーザー』の映画化を任される。しかしスタジオからの無茶振りや脚本にこだわる監督の間で難航、さらに映画製作を反対するマフィアから狙われるハメに。無事に映画は作られるのか?」

次々と映画製作に降りかかる難題。手に汗を握る展開です。嫉妬や映画愛ゆえのエゴに翻弄され、撮影は紛糾します。アメリカに移住したイタリアマフィアを描いているので、マフィア同士の抗争にも巻き込まれます。程度の差こそあれ、全ての映画は様々な産みの苦しみを経て生まれていると思います。その究極が『ゴッドファーザー』でしょう。

莫大な製作費があったわけでもなく、知名度も実績も、当時まだ無かったコッポラやアル・パチーノたちが、プロデューサーのラディのもとに集まります。そしてやがて、映画史を塗り替える歴史的な名作を奇跡的に生み出すのです。このドラマは「苦難があっても、強い意志があれば、必ず乗り越えられる」と語りかけます。

私は、映画『ゴッドファーザー』を初めて観たとき、「なんで食事のシーンがこんなに多いのだろう?」と思っていました。今回、ドラマ『ジ・オファー』での監督コッポラ役の台詞から、理由がわかりました。「これはマフィア(暴力)の物語ではない。一つの家族(愛)の物語だ」。そう、家族は食卓を囲みます。

今日の切り絵は、ゴッドファーザーのマーロン・ブランドです。

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おうちカフェ さんちゃん

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